娘を【甘やかして】育てた結果|すごく切り替え上手な子になっている?

甘やかすことを選んだ理由

この記事での「甘やかす」とは、子どもの言いなりになり手取り足取りというものではなく、子どもの意志をないがしろにせず、たくさんの選択・決定の機会を与える、出来る範囲で経験と失敗をする機会を与える(具体例)というものです。根拠は下記の記事に即しているものですので、誤解のないようご一読ください?

上の子の「自尊感情が低くなってしまった」経験から

筆者には娘の他に、10歳年上の自閉症スペクトラムで中度知的障害の息子がいます。(筆者・子ども達のプロフィールはこちら

息子の子育ては、1歳からの療育、児童発達支援施設でのペアレントトレーニングや講習会にできる限り出席し、学びながら試行錯誤しながら精一杯頑張ったつもりでした。

しかし、現実は、特別支援学校の小学生部の頃には「自尊感情が低い!」と先生に指摘されてしまいました。それに伴う問題行動も。

振り返ると障害受容もすぐ出来ていたつもりでも数年かかっており(未だにまだか!?)、自分の感情の方が優先していたなぁ、と。

そこからも学びの日々は続きました。

二人目が出来たらしてあげたかった

これらの経験から、いつか二人目を授かることができたら、なるべくそれらを心掛けて接してあげたいなと思っていました。

10年かけてようやく宿ってくれた娘、母はまだまだ未熟者、理想通りにはいかないもので「可能な限り」とはなりますが、上の子よりは経験を生かして接してあげられたと思います?

特に気にかけていたこと

  • 求められた抱っこには応じる。(注意:転んで抱っこを求めてきても「自分で立ち上がりなさい」は逆効果?!詳しくはこちら
  • 結果はどうであれ常に気持ちを聞いてあげる。要求が叶わない時も気持ちを受け止める、代弁してあげる
  • 行きたい場所、買いたいものは、親の意見を押し付けない、決断を待つ
  • 行きたいという場所には、可能な限り即対応。翌日も行きたいなら行く。基本的に母だけで行動。「お父さんと一緒に行こうね」だと機会が減ってしまうので。
  • 遊園地やアミューズメント施設にあるようなコイン式の乗り物も、出来るだけ乗せてあげる。
  • 食べなさそうなお菓子、使わなそうなおもちゃも、少額なら「経験」と割り切って買ってあげる。
  • ??おやつ・買ってあげる物は、1日1個という軸は崩さない。ここは定着するまでは、かなり闘い所でした???

結果・娘の反応

「行きたい」「買って」「やりたい」のぐずりは少ない

娘は、イヤイヤ期でとても手のかかる時(※)でも、要求が叶わないときの「行きたい」「買って」「やりたい」のイヤイヤは少なかったです。

※自分でやりたい、歯磨きイヤ、お風呂もイヤ、なんでもイヤ、眠たい時のぐずぐずは人一倍強かった感じです?

もちろん赤ちゃんの頃は、要求が叶わないとぐずり、それはそれは叫びまくりました。私は自閉症児のお兄ちゃんの子育て経験から全くひるみませんでしたが。これも、お兄ちゃんに感謝でした?

話しがずれました。元に戻ります。

もちろん、年齢により認知機能や我慢する心も育ったこともあると思います。

ただ「お母さんは基本的には気持ちにこたえてくれる」と思ってくれているからか、言葉が通じるようになってきた1歳半頃にはわりと切り替えが早い子だなという印象を持っていました。

アミューズメント施設などでコイン式の乗り物に娘の気が済むまで乗せていると滞在時間も長くないり、「乗りたい」「(即)ダメよー、行くよー」で子どもがぐずってその場から離れない現場を見る機会も増えましたが。我が家では乗れない時でも、「いまはダメなのか、またこんど、おねがいしよう」と思ってくれているのか(ただの親の思い込み!?)そのようなぐずりはなく、助かっています。

よく考えて結論を出すように

年齢的にまだまだ未熟ですが、「これいる?」「ここ行きたい?」の問いかけについては、よく考えて、「いらない」「行かない」と答えることが多くなりました。

他にも、過去に自分で選択して食べなかったおやつも、やはり見た目に惹かれる部分があるのか、2回くらいは購入しますが。買ったもの以外はその日は買ってもらえない・口に出来ないので、本当に食べたい・買いたいものか、自分でよく考えて選ぶようになっていきました。

親としては拍子抜けすることが多いですが、娘が決断する時に、心の余裕をもってできている証拠であって欲しいと思っています。

さいごに

とはいえまだまだ3歳。上記対応はあくまで子育て素人の私個人の接し方でしかないので、この後どうなっていくか、どう変えていく必要があったかなど、また時間がたったころにご報告いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!